自由学園 見学記 [建築]
今日は東京都東久留米市にある自由学園のキャンパス開放を訪れました。
自由学園は羽仁吉一・もと子夫妻によって、大正10年に設立された学校です。昨年秋、池袋にある自由学園明日館を訪れたのですが(記事はこちら)、明日館は帝国ホテル旧館を設計したフランク・ロイド・ライト設計の建物で国の重要文化財に指定されています。本日訪れた東久留米の自由学園はライトの弟子である遠藤新が設計した建物が今でも使われており、5つの建造物が「東京都選定歴史的建造物」に指定されています。
初等部食堂。残っている建物ではもっとも古い昭和5年(1930年)の建築です。
食堂の内部を覗いてみました。「六年生今までありがとう」(*^_^*)
食堂と向かい合わせに建っている校舎。今でも実際に教室として使われています。
羽仁両先生記念図書館。選定建造物ではありませんが、柔らかなカーブが美しい建物です。
柱の石材がライト風です。
女子部講堂、昭和9年(1934年)築・選定建造物。2階のベランダが明日館講堂のデザインと共通しています。
ガイドツアーを実施しています。
女子部校舎の中庭です。
これでまだ全体の1/3ほどです。どちらを向いても絵になる景色ばかり…。
あと2回くらい続くと思います(^_^;)
高所恐怖症 [建築]
東京国際フォーラム、何度も訪れているのですがこの日初めて上の階へ上がりました。
ところで自分はかなりの高所恐怖症です。最上階8階から透明ガラスの柵越しに下を見下ろせるのですが(2枚目の写真)、本当に足がすくみます。で、この建物、壁沿いのスロープで8階から1階まで歩いて降りられるのですが、8階から4階まではガラス窓沿い、内側の柵もガラス張り。8階からスタートするのは自分には絶対無理(^_^;)
で、矢印の通り6階の空中通路からチャレンジしたのですが、もうこの空中通路が怖いの何のって…。
歩くと微妙に揺れるんですよ。下に何もない、と思うと生きた心地がしませんでした…。
明治屋ビル [建築]
東京・京橋の明治屋ビル
周辺のビルが次々と建て替えられる中
独特の佇まいでそびえています
周辺のビルが次々と建て替えられる中
独特の佇まいでそびえています
明治屋は地下鉄京橋駅の建設にあたり
その費用を一部負担しました
今でも銀座線では駅名の後に
「明治屋前」とアナウンスされます
その費用を一部負担しました
今でも銀座線では駅名の後に
「明治屋前」とアナウンスされます
国立オリンピック記念青少年総合センター [建築]
先日、美術教室で訪れたオリンピックセンターです。
ここは1964年の東京オリンピックの選手村だった場所ですが、現在は当時の建物からすっかり建て替えられています。
かなりお金のかかった建物で、一見の価値があります。
建物間をつなぐ連絡通路。柱がエンタシスになっています。
一直線に地上5階まで続く階段。
憩いの場のロビー。柔らかい光が入ります。
奥の窓ガラスに反射する蛍光灯が深い奥行きを演出しています。
何気ないエレベーターですが、両側の張り出し、天井からの採光など非常に凝ったつくりになっています。
敷地内は自由に入れますので機会があったら訪れてみてはいかがでしょう。
タグ:オリンピックセンター 建築