丸の内散策 #1

シルバーウィークも後半、今日は丸の内に散歩に出かけました。お目当ては「三菱一号館」。丸の内近辺は通称「三菱村」と呼ばれるほど三菱関連企業のオフィスが立ち並んでいますが、その発祥となった明治時代の建物が最近完全復元されたものです。来年4月から美術館として供用されますが、現在プレオープン記念として「一丁倫敦と丸の内スタイル」という展覧会が開かれています。


三菱一号館の全景です。背後にやはり今年4月に竣工したばかりの丸の内パークビルが聳え立ちます。復元による「新築」ですのでこざっぱりとしており、歴史的重厚感は感じられません。




屋根には美しい装飾が施されています。これらもすべて当時の技法に近づけて復元しています。


道にはオープンカーの観光バスが。気持ちよさそうですね！


戦前まではこのような建物が軒を連ねていました。確かに「一丁倫敦」という雰囲気が偲ばれます。


内部は最新設備の美術館と昔どおりに再現した部分が混在しており、外観ほど昔っぽさはありません。この階段は以前の姿を完全復元したものです。


こちらも昔の復元。一見ただの非常階段に見えますが、光線の加減を計算してこのようなデザインになっています。


2階から下を見下ろします。パークビルとの間に小さな広場が設けられています。




建物の一画がカフェテリアになっています。こちらは天井吹抜けで非常に重厚な内装です。



さて、建物を満喫したあとは気の向くままに散歩です。一旦こんな方面に向かい、おのぼりさん気分を味わいます。




そろそろのどが渇いてきました。ビールでも飲もうかと丸の内のビル街に戻ります…(続く)

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